炎を使ってロゴ作成をしてみよう!

ロゴ作成と聞くと、センスがないと難しそうと感じる人も多いのではないでしょうか。けれど、利用出来るツールもありますし、ポイントさえしっかりおさえれば、初心者でもロゴ作成はそれ程難しくありません。ここでは、炎を使ったロゴのデザインについて説明します。

発想の飛ばし方やヒントも紹介するので、ロゴ作りの際に参考にして下さい。

『筆記体のロゴ作成を依頼したい時は』

どんなロゴにしたいのか?イメージを持とう!

一口に炎のロゴと言っても、様々なロゴを作ることが出来ます。

炎のイラストを使ったり、文字を使ったりすることはもちろん、色使いだけで炎を表現したりといったことも可能です。同じ炎のロゴでも、バリエーション次第でかなり異なった仕上がりになるので、どんなロゴにしたいのか、イメージを持つことが欠かせません。

燃え盛っている炎なのか、まだまだ種火の段階で炎になりたてなのかでもデザインは変わりますし、静かに燃えているのか、荒れ狂うように燃えているのかでも、表現したいことは変わってきます。どんな炎にしたいのか、そしてどうしてその炎を選ぶのかといった部分をしっかり考えるようにしましょう。

そうすれば、ロゴの方向性が定まり、デザインのイメージが固まりやすくなりますよ。

イラストを描こう!

炎のロゴを作る場合、炎のイラストを描くのはおすすめです。目で見て炎のインパクトが伝わるのは、やはり画が1番と言えます。分かりやすさといった点でも群を抜いていますので、炎のイメージを明確に打ち出したいなら、イラストを利用することは欠かせません。

そこで大切になってくるのが大きさです。複雑な作りの画にしたいなら、それなりの大きさがないと表現は難しくなります。実際に、ロゴを印刷したら、ロゴが小さくて繊細なデザインの良さがなくなってしまったということも少なくありません。

反対に、シンプルなロゴにした場合、分かりやすさはあるものの、大きなスペースに単純過ぎる画といった取り合わせになると、物足りなくなってしまうこともあるので注意が必要です。また、炎のイラストを利用する時は、1つだけ大きなイラストを用意することはもちろん、同じイラストを複数組み合わせたり、異なるイラストを組み合わせたりといったことも可能です。

必ずしも画を前面に押し出す必要はなく、炎で枠や囲いを作って利用したり、社名の漢字の1画を炎のイラストにしたりといった使い方も出来るので、まずは、色々と試してみましょう。同じイラストでも、大きさや使い方が変われば良さも変わります。

様々なバリエーションを検討した上で、どのようなイラストにするかを考えることが大切ですよ。

文字を使おう!

炎のロゴ作成では、炎という文字を活用することも有効です。炎という漢字をそのまま使っても良いですし、崩して使うといったことも出来ます。炎という文字を使うことが目的ではなく、文字を使ってデザインを考えることがポイントですので、炎と読めないほど文字を崩してしまっても問題ありません。

良いデザインが出来るなら原型を留めておく必要はないので、どんどん試してみましょう。

どうしたら良いか思い付かない場合には、左右対称か非対称のどちらかを心掛けることがおすすめです。簡単にデザインを整えることが出来るので、便利な方法ですよ。また、炎と言う漢字は、火という漢字2つで構成されていると捉えることも出来ます。

そこから発想を飛ばし、火を2つ使ったデザインにするのも良いかもしれません。火を2つ重ねるようにしたり、片方の火を逆さまにして利用したり、工夫次第で色々なロゴを作成出来ますよね。尚、文字を使う場合、鍵を握るのがフォントです。

丸まった字体を使えば、柔らかい印象になりますし、角ばった字体を使えばシャープな印象になります。文字を使ったロゴの場合、ロゴの出来や印象はフォント選びに左右されることも少なくありません。漢字をそのまま使うのか、崩して使うのかといった点はもちろん、読みやすさを重視するのかどうかといった部分を考慮した上で、フォントを選ぶことが大切ですよ。

色使いを考えよう!

炎のデザインなら、色は、赤や黄色、オレンジが妥当と思っていませんか。確かに、炎から連想する色といえば赤系が多くなりますが、青や紫がかった炎もありますよね。それに、ロゴ作成のデザインでは、本物を描写することを重視しているわけではないので、実際の色に拘る必要はありません。

環境に配慮しているといったイメージを出すために緑を使うことも可能ですし、白黒で炎を表現することも可能です。単色で仕上げることはもちろん、七色を使ったり、グラデーションを付けたりといった工夫も出来るので、決め付けずに色々と試すことが欠かせません。

また、炎の画や文字は一切使わずに炎から連想される色合いだけを使ってロゴをデザインするというのも1つの手です。

色の付け方にしても、炎に色を付けるだけが選択肢ではありません。炎の中に模様を描き、その模様に色を付けるようにしたり、炎に影を付けたり、炎以外の部分に色を付けたり、発想を飛ばせば色々な方法が見えてきます。

一風変わった使い方でも、工夫次第では有効な方法となるので、思い付いたら何でも試してみるといった姿勢が大切です。同じ炎の画でも、色選びや色の付け方が変わればロゴの印象は大きく変わります。デザインを変えなくても、色使いに変化を持たせれば、それだけでロゴが生まれ変わることも少なくありません。

何か物足りないといった場合には、色使いを工夫してみましょう。

ツールを利用しよう!

ロゴ作成を一から行うことも可能ですが、自信がなかったり、余裕がなかったりということもありますよね。そんな人には、ツールの利用がおすすめです。簡単にロゴ作成が出来るツールは沢山あるので、入手に困ることはないはずです。

無料で使えるものから有料のものまで、色々なタイプのものがあるので、予算に応じて選ぶようにしましょう。

尚、初めて利用する場合には、無料で使えるものや、無料のトライアルがあるものを選ぶことが大切です。有料で購入したのに、やりたいことが出来なかったり、上手く使いこなせなかったりということになっては意味がありません。

ツールの多くは使いやすいものばかりですが、出来ることは異なります。よく確認した上で利用することがポイントですよ。

やってみよう!

ロゴ作成は、頭で考えるのではなく、手を動かしてみれば、案外、簡単ということも少なくありません。1つのコンセプトから発想を飛ばし、色々と試していると、良い案が出てくるということもあります。例として説明した炎のロゴのように、イラスト、文字、色使いといった点を工夫して、まずはロゴを作ってみましょう。

予想もしなかった素晴らしいロゴが出来るかもしれませんよ。